いよいよ、日本全国津々浦々とにかく行きたいところに行く旅がはじまった一日目。
記念すべき最初に訪れた県は山梨県です。
新宿を出発して山梨の県庁所在地の甲府へと向かいます。
甲府へ向かう電車の中、山なし県のくせして見渡す限り山、山、山。
そんな山ばかりの景色を眺めながら私たちの旅がはじまりました。
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昇仙峡 山梨県は山ある県

電車から見える富士山を眺めながら各駅停車に揺られて約3時間、甲府に到着しました。
甲府には武田信玄が祀られている武田神社があります。神社は明日行くことにしてまずは最初の目的地、昇仙峡へと向かいます。
昇仙峡へは甲府駅南口からバスに乗っていきます。バスに乗って約30分、昇仙峡口というバス停で降ります。
昇仙峡は国立公園にも指定されていて、「観光地100選渓谷の部第一位」「環境省認定名水百選」「平成百景全国第二位」の三冠を取っているすごい場所なんだそうです。
私が住んでいた場所の近所にある等々力渓谷とは大違いです。
まずは腹ごしらえ!
昇仙峡口の近くにある「渓水館」さんで山梨名物のほうとうをいただきました。
写真じゃわかりづらいですが、かなりでかい!そしてうまい!
かぼちゃ嫌いのツレと食べたので私のお椀はかぼちゃだらけになりました。
でかい岩がゴロゴロ落ちている川を左手に眺めながら、右手の落石にも注意して道を歩きます。
最初の30分くらいはずっと岩を眺めながら歩くのですが、立派な形の岩にはそれぞれ名前が付いていました。
写真の松茸岩は特に立派な形をした岩。
私には松茸岩ではなく、卑猥岩に見えてしょうがなかったです…
岩の展覧会が終わると『愛のかけ橋』という橋がありました。
松茸岩を見た後だとあちらの岩のほうが愛の架け橋になるんじゃないだろうかと思ってしまいます。
昇仙峡口から歩くこと約一時間弱、昇仙峡の絶景スポット『夢の松島』に辿り着きます。
ここからは昇仙峡の主峰『覚円峰』を見ることが出来ます。
その昔、覚円という僧侶が頂上で修業したそうです。
ここまでの道を14キロの荷物を担いで歩いてきた私の修業とは比べ物にならないですね。
覚円さんは空をも割ることが出来たそうです。
修業の成果です、私も岸壁を割ることが出来ました。
嘘です。ここは岩門というところです。
最終地点には『仙娥滝』があり、私たちを迎えてくれました。
ここまで写真を撮りながらゆっくり歩いて約二時間。
バスの時間まで一時間程あったのでロープウエイにも乗ってきました。
ロープウエイに乗って、いざ頂上へ!
なんだか女子高生を彷彿させるおばさま4人組と一緒でした。
真ん中にうっすら見えるのが富士山です。明日にはあそこのふもとにいると思うとわくわくします。
ここでロープウエイで一緒になったおばさま方の写真を撮ってあげたら柚餅子をくれました。
行きのバスでも横入りされて困っていた私たちを助けてくれたおばさまがいたり、山梨県は素敵な女性が多いなと思いました。
歳をとっても青春は色あせない。そんなことを感じることができた一日でした。
本日のまとめ
新宿 ⇒ 甲府 ⇒ 昇仙峡
移動距離 151km
歩いた歩数 13674歩
使ったお金 17,420円