Prologue~そうだ!青ヶ島へいこう!

 

「ああ、島に行きたい。」

旅人であれば誰しもが島に惹かれるはずである。

私も例外ではなかった。

「ああ、島に行きたい」

日に日にその思いは募っていった。

 

 

9月も終わろうとしていた少し肌寒くなってきた、ある日の夜。
秋空に巨大なスーパームーンが浮かぶ中、私は気が付くと竹芝桟橋にいた。

そこは若者でにぎわう東京湾納涼船が出る場所であり、伊豆諸島の島々へと船が出る場所でもあった。
竹芝客船ターミナルから船に揺られて10時間、伊豆諸島最果てへの旅が始まった。

 

 

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その数6,852 島国である日本


日本は島国であり、私たちは実は島に住んでいます。
島より大きい陸地は大陸となります。

領土がすべて島である国は島国と呼ばれ、日本は世界で五番目に大きい島国です。
日本は『北海道・本州・四国・九州・沖縄』の本土5島と6,847島の島から形成されており、そのうち約418島が有人島だそうです。

ちなみに日本の島面積って意外と広くて、本州は世界7位で北海道は世界19位の面積を誇ります。
さすが我が故郷、北海道です。

 

島の定義とは…

海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)第121条では、

・自然に形成された陸地であること
・水に囲まれていること
・高潮時に水没しないこと

の3つの条件を満たすものを「島」と定義している。
~中略~
日本の海上保安庁は「満潮時に海岸線の延長距離が100m以上の陸地」を島と定義している

(Wikipediaより)

この条件から外れると領海が狭くなってしまうので、沖ノ鳥島なんかを必死に守るのはそのためなんですね。
先程の日本の島の数は海上保安庁の定めた基準を満たす島の数にあたります。

自分が住む日本にこんなにたくさんの数の島があったことを知らなかったし、本州や故郷の北海道が島という感覚もなかったので日本についてまた一つ知ることが出来た気分です。

「島に行きた~い!」とは軽々しく言えないわけですね。
だって島に住んでるんだもの。

 

 

伊豆諸島の最果て 青ヶ島


というわけで今回の目的地は青ヶ島、伊豆諸島にある島を目指します。

本当は世界遺産の小笠原諸島に行きたいと考えていたのですが、時間がかかる上に高いし野営禁止ということで今回はパス。老後にでもゆっくり行くことにします。

伊豆半島から南東に浮かぶ100余りの島嶼群のことを伊豆諸島と呼び、そのうち9つの島に人が住んでいます。

伊豆諸島はマリンスポーツや登山に訪れる人が多い島々で、一番近い大島なんかは船で1時間45分で行くことが出来ます。
その伊豆諸島の中でも一番南に位置する有人島である青ヶ島は、巷では秘境と呼ばれているような島で世界的にも珍しい二重カルデラや満天の星空を見ることが出来る貴重な場所です。

私が青ヶ島に惹かれたのは、人口160人ほどで日本一人口の少ない村であるということ、
そして船の就航率が50%と言われる今しか行けない島であること、そこに魅力を感じてしまいました。

青ヶ島という名前はその海の青さからついたのかと思いきや、「八丈島から見ると海の上にあおあおと見えたため」とか「死者の埋葬地に由来している」とか言われています。
青ヶ島は阿蘇などでも見られる二重式カルデラ火山です。
1785年にたくさんの死者が出た天明の大噴火が起こった悲しい歴史があり、そこから約40年間無人島となっていました。

ある観光サイトでは選ばれしものだけが上陸可能な秘境と称されていた青ヶ島。
就航率50%の確率をクリアして、果たして無事に青ヶ島に着くことは出来るのか!?

『東京の旅 島へ泊まろう!(テントを張って)伊豆諸島編』

いってまいります!