長野、小布施町をおさんぽしよう!

時は流れ2016年、気が付けば桜も散ってしまった今日この頃。
春うららな陽気な空の下、みなさんはどうお過ごしですか?
わたしは相変わらず散歩してます。
今日は3月下旬に遊びにいった小布施町のお話です。

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葛飾北斎が愛した長野の一番小さな町 小布施


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小布施町。ここは人口約11,000人、面積が19.12 km²程の小さな町。栗と北斎と花が有名なこの小さな町には年間何万人もの観光客が訪れます。
今回わたくしはこの町の第二町民になるべく東京から約五時間かけて長野へとやってきました。

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第二町民制度とはなんぞや?
詳しいことは公式サイトを読んでいただくとして、簡単に説明しておくと観光で遊びに来た人も帰るときは町民になった気持ちになれるくらい小布施を堪能しようといった目的のツアーです。
フローラルガーデンおぶせで昼食を食べて小布施第二町民ツアースタートです!

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私が小布施という街を知ったのは「まちてん」という地方創生のイベントで小布施の様々な取り組みが紹介されていたことがきっかけでした。国が地方創生だと言い出す遥か昔から小布施では街づくりのための様々な取り組みがされていました。今回は小布施の町を散歩しながらその歴史を勉強します。

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小布施の街のいたるところにはこのような小径(こみち)を案内する目印があって様々な道を探検することができます。

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畑の中も。

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お店の中も通り抜けたりできちゃいます。なんと冒険心をくすぐる街でしょうか。

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小布施といえば栗が有名でおいしい栗菓子のお店がたくさんあります。
もちろんお菓子屋さんの横の道も通り抜けできるんですね。お菓子を作っている姿を見ることができたり、甘いお菓子の匂いが漏れ出てくる通気口があったり、隠れスポット的な場所でした。

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日本酒を作っている酒蔵も何軒かあって、酒好きにはたまらない町ですね。

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酒蔵の裏の道を通り抜けるとレンガ造りの立派な煙突が!おいしい日本酒を作っている酒蔵を見学させてもらうこともできます。

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小布施では実際に住んでいる人たちが協力をして観光に力を入れて取り組んでいるんだなとすごく感じました。
いろんな場所に小径を作って気軽に歩けるようにしていたり、家の庭を開放して花畑を観光客にも見てもらえるようにしていたり、町全体を楽しめる空間として演出しているところが歩いていてすごく楽しい気持ちになりました。市長自らも家の周りを開放して観光コースにしてしまう町なんて中々ありませんよ(笑)

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大通りに建つお店の前は元々狭かった道を建物を斜めに配置することで空間を広く使い歩きやすい道を実現しています。わざわざ家ごと移動をして建物を配置しなおしたっていうんだからすごいことです。

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歩いている道には栗の木が埋められていて、これも小布施ならではのこだわり。

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紙芝居で小布施の歴史を知りながら、もう少し町を散歩します。

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町の中心には北斎館という葛飾北斎の美術館が建っています。
江戸時代に83歳という歳で小布施を訪れた北斎は小布施の町に魅了されて4度この町にやってきます。そして、北斎の晩年の集大成である肉筆画を小布施に残していきます。昭和51年にできたこの北斎館は街づくりの中心的な存在として形を変えながら小布施の町を支えているのですね。

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北斎館の横には小布施堂という栗菓子のお店があります。栗鹿ノ子に栗羊かんに栗ケーキ・・・おいしい栗菓子を味わえるのはもちろんですが、本格レストランにカフェにバーに宿にと小布施堂は小布施の観光を支えている中心的な存在です。
こうした町のリーダー的存在がいることで小布施は観光地として大きく発展していったのかもしれませんね。

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小布施堂の前には大きなメタセコイアの木が町を見守っていました。

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小布施堂の横には栗の小径という栗の木レンガが敷かれた道が続いています。このように一日では回り切れないくらいたくさんの小径がありました。
小布施の町の風景の中には有名な建築家の方がデザインした建物や至る所にあるおしゃれなロゴや街づくりの細かい工夫など目で楽しめるものがたくさん溢れています。普段の観光とはちょっと違った視点で町並みを眺めてみると新しい発見がたくさんあるんですね。ツアーでは様々な町のデザインのことだったり、町の歴史を学ぶことができました。小布施に興味を持った方は是非グーグル先生の力を借りて調べてみるなり、実際に現地に行ってツアーに参加したりしてみてください!私の拙い説明では中々伝わらないので(笑)

もう少し小布施の町のはずれの方を散策してみます。

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小布施の道の駅にある公園でお昼ごはん。公園ではたくさんの子供たちが元気に遊んでいました。
元気に遊ぶ子供たちを横目にピクニック気分で女子トークに話を咲かせます。私も顔以外はほぼ女子みたいなもんですから。

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栗ご飯とオブセ牛乳。うまかった!

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最後に葛飾北斎の天井絵がある岩松院というお寺へ。小布施にはこの岩松院の他に浄光寺というスラッグラインやテントサイルなどを楽しめる面白いお寺があるそうです。次行ったときには是非行きたい!

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岩松院には北斎の描いた睨みを効かせた鳳凰がいました。睨みを効かせているのになぜか温かみのある絵だなと感じたのは私だけでしょうか。色使いといい表情といい、なんだかやさしい雰囲気を感じて包み込まれるような感覚になりました。

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お寺の裏側には小布施の里山である雁田山へと続く山道の入り口がありました。登ろうかと思いましたが時間的に厳しそうなので断念。
山道の途中に梅が咲いていたので、ひとりでお花見気分で寄り道。

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咲き誇れ梅の花~桜のようにはなれぬけど~。

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里山の登山道の入り口で登山をしてきたおばちゃんに出会いました。すごいおばちゃんで定年を過ぎてもバイトしてお金を貯めて日本全国を登山したり、離島に行ったり楽しんでいるんだそう。
「60歳過ぎても気持ちはいつまでも変わらないし、若い男に恋だってするのよ。人生楽しまなきゃ損よ!」
笑顔が素敵な人生の先輩からいろいろと教わって里山を後にしました。

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今回の小布施の旅ではいろいろと学んだことが多かったけど、やっぱり行きつく先は「人」なんだなとしみじみ感じました。
街づくりも仕事もなんでも魅力的なものには人の強い想いが注がれて出来ているし、小布施の町がこんなに魅力的だったのも様々な町民の人の想いと小布施を愛する外の人の想いが合わさって良い町を生み出しているんだなと町の隅々で感じました。いつか自分もそんな町で暮らしたいですな。

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一泊二日の短い滞在でしたが、気が付けばすっかり小布施のとりこになっていました。人の魅力が人を呼ぶ町、小布施。またここに帰ってきたいと思います。
小布施のみなさん、楽しい時間をありがとうございました!!