石見銀山になぜ行かなかったのか今になって後悔している六十九日目。
完全制覇を目指していたはずの世界遺産をスルーして、国宝に指定されている神魂神社へ行ってきました。
古い神社に天狗に田舎定食にと島根の田舎町を堪能しました。
今日も神様の大名行列を目指して、神社を参ります。
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日本最古の大社造り 神魂神社

今回訪れた神魂(かもす)神社へは松江駅からバスで八雲行きに乗って20分、『風土記丘入口』のバス停で降ります。
この周辺には風土記の丘やかんべの里という施設があって、展示館や植物園、工芸館等を楽しむことができます。
かんべの里にはてんぐの森という場所があり、遊具があったりウッドデッキがあったり子どもの遊び場にはぴったりの場所になっています。
ここにはなんとピザ釜もあって手作りのピザを作って楽しめます。
さらに奥へと歩いていくと本日の目的地、神魂神社へと到着です。
祭神は国産みのイザナギとイザナミですが、出雲国造の祖先アメノホヒによって創建されました。
この周辺には他にも神社があって、意宇六社(おうろくしゃ)と呼ばれるこの地域の六つの神社を巡礼する事を『六社参り』と呼ぶそうです。
神魂神社へと続く参道には二つの道があります。
神社の周りを歩く緩やかな坂は女坂と呼ばれ、長い道になっています。
品のある女性は決して走ってはなりません。
神社の本殿に直通の道は男坂と呼ばれ、傾斜の急な石段を登っていきます。
男なら石段を一気に駆け抜けましょう。
坂を登ると歴史を感じさせる古い木造の社殿が現れます。
神魂神社の本殿は1583年に創建された現存する日本最古の大社造りで、国宝にも指定されています。
大社造りという建築様式は出雲大社にも採用されている様式で、高床式倉庫から発達して変化したものだと考えられています。
本殿のとなりにはひっそりと佇む貴布禰社と稲荷神社があります。
この社殿も重要文化財に指定されており、歴史を感じさせる建物です。
軒下になにかいるのが気になります…
かがんで見てみると狐様の家族が軒下にいらっしゃいました。
顔が見えないのがなんとも不気味です…
こちらはひもろぎという神様が降りてくる場所なんだそうです。
左奥には気になる洞窟のような穴がありました。
気になって神社の巫女さんに穴の正体を聞いてみました。
「ただの普通の穴」だそうです。
気になって聞く人が多いのか巫女さんはうんざりした表情で答えてくれました。
神魂神社を後にして、帰りはかんべの里のかんべ茶屋で昼食をいただきました。
こちらの田舎定食、なんと500円。割子そばを一枚つけても700円。
一見なんの変哲もない定食ですが、めちゃくちゃ味付けがうまい。
ふらっと入ったお店で最高の昼食をいただくことができました。
気が付けば三日間いた島根県を出て、次は鳥取県へと向かいます。
本日のまとめ
八雲 ⇒ 神魂神社 ⇒ かんべの里
歩いた歩数 11258歩
使ったお金 13,566円