憧れのスサノオさんに会える暴風雨が荒れ狂う六十七日。
島根県の出雲大社、そして奥の院にあたる日御碕神社を訪れました。
気が付けばこの旅で神社に何カ所訪れたのでしょうか。
神様の大名行列を目指して、今日も神社を巡ります。
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荒れすさぶ嵐の神を祀る 出雲大社

まずは出雲大社をスルーしてバスに揺られて一時間、奥の院の日御碕神社へやってきました。
ここに来る途中には稲佐の浜という神話に出てくる浜があって、そこも出雲の観光スポットになっています。
他にも日御碕神社の裏手にある経島というウミネコの繁殖地になっている国の天然記念物の島があります。
バスの時間がタイムリミットで経島は見れず…残念…
日御碕神社には二つの本社があって、こちらは下の本社で日沈宮と呼ばれています。
祭神は天照大御神で伊勢神宮は昼を守り、ここは夜を守る役割があるんだそうです。
階段を登ったところにある上の本社が神素盞嗚尊が祀られている神の宮になります。
「どうか暴風雨を沈めてください、むしろ早く梅雨を終わらせてください」
スサノオさんはむしろ嵐を運んできそうです。
日御碕神社の御守りには交通安全に良いとされる砂の守りがあります。
普通には売っておらず、何十年もこの神社を守ってきたのであろう熟年の巫女さんにお願いして出してもらいます。
たぶんあの巫女さん自身が神様なのだろうと思うほど雰囲気のあるご婦人でした。
日御碕神社から戻ってきて、出雲大社にやってきました。
出雲大社の周りはかなり観光地化が進んでおり、境内もかなりキレイで驚きました。
私のスサノオさんのイメージとは少し違いました。
本殿へと続く参道を歩いていきます。
参道の周りには銅像とかオブジェ的なものが所々置いてありました。
ヤマトタケルの像の前では女が踊っていました。
この地方に伝わるなにかの儀式でしょうか。
参道を抜けると出雲大社の拝殿に辿り着きました。
噂に聞くとおり、立派なしめ縄ですね。
こちらは出雲大社の本殿です。
日御碕神社とは違って木で造られていて、落ち着いた雰囲気。
嵐の前の静けさがそこにはありました。
横にある神楽殿にも巨大なしめ縄がされていました。
何キロくらいいあるんでしょうか…
祈りのかいもあって雨と風が収まりました。
と言いたいところですが、時間があったのでバス停に向かって散歩していたら雨と風が強くなってきてまさに暴風雨。
寒いし、びしょびしょだし…
やはりスサノオさんはタダでは帰してくれませんでした。
本日のまとめ
出雲 ⇒ 日御碕神社 ⇒ 出雲大社
歩いた歩数 10698歩
使ったお金 19,640円