岩手、平泉をおさんぽ

 

東北五つ目の県は岩手県、世界遺産・平泉を訪れました。

世界遺産は日本に19種類登録されており、これで残すところあと二つ。

「平泉ー仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群ー」をレンタサイクルで巡ります。

平泉の街の中へとおさ虫ペダル発進です!!

 

 

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無量光院跡と高館義経堂


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秋田駅から四時間、世界遺産群のある平泉に到着です。

駅前の『ゴールドレンタ平泉』でレンタサイクルを借りて平泉を巡ることにしました。二時間500円、一日1000円で自転車を借りることが出来て、さらに荷物預かり無料やオリジナルマップのサービスも。

この日は盛岡を経由して一気に仙台に行く予定だったので二時間コースで借りることにしました。

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いい具合に寂びれた平泉の街並みを眺めながら自転車のペダルをこいでいきます。

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まず一ヶ所目は無量光院跡にやってきました。

ここは三代藤原秀衡が建立、京都の平等院鳳凰堂をモデルに造ったそうです。看板に写っているような立派な寺院だったそうですが、度重なる火災で現在では建物は残っていません。

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かつてはこの場所に平等院にも負けない規模の建物がありました。無量光院を再現した建物が奥州市の「えさし藤原の郷」で見ることが出来ます。

無量光院の西には世界遺産の構成資産である金鶏山があります。庭園から見ると夕日が本堂の背後にある金鶏山へと沈んでいくように設計されており、浄土思想を体現していたそうです。

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ここで今日の相棒の紹介。

マウンテンバイク『ホワイトプリンス号』です。

今までで一番きれいかもしれないイカした自転車でした。

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二カ所目は源義経の終焉の地、高館義経堂を訪れました。

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松尾芭蕉が奥の細道で詠んだ句がこの地に刻まれていました。

「夏草や兵どもが夢の跡」

夏草が風に揺られる様を見て、百年に渡って築いた藤原氏の栄華や平泉に散った義経を思い、松尾芭蕉は名句を残しました。

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高館からの眺望は平泉随一と言われており、北上川や束稲山が見える美しい景色が広がります。

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義経堂には、木造の源義経公像が本尊として祀られています。

兄の頼朝と対立し朝敵とされてしまい、少年期を過ごした平泉に戻ってきた義経。頼朝の圧力に屈した藤原泰衡に義経は追われ、一切戦うことをせずに妻と4才の娘と共にこの場所で自刃したそうです。享年31の若さでした。

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資料館にはおもしろい表情の木製の仁王像が飾られていました。

義経の最期を見守った像かもしれないと思うと、どこかせつない表情に見えてくるのは気のせいでしょうか。

 

黄金に輝く金色堂を目指して 中尊寺


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自転車をさらにこいで、本日のメインディッシュ関山中尊寺へと到着しました。

中尊寺は慈覚大師円仁が開山し、平安時代に藤原清衡によって建立されました。

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樹齢300年を超える老杉が並ぶ月見坂を登って、中尊寺の境内へと入っていきます。

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門をくぐったところにある弁慶園で少し休憩していきます。

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店内で『弁慶餅』を食します。

醤油と固さの加減が絶妙の餅、うまい!

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休憩を終えてさらに進むとなりきり弁慶パネルが置いてありました。悔しいことに周りに写真を頼める人がいなくてなりきれず…

弁慶さんとは生誕の地である和歌山県紀伊田辺以来の再会です。

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こちらは弁慶堂。義経と弁慶の木像が安置されているそうです。

中尊寺の入口の前には弁慶さんのお墓もありました。義経と共に戦ってきた弁慶さん、謎に包まれた部分のお方ですが、義経と共に平泉の人達から愛されているのでしょう。

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月見坂の中腹の辺りに中尊寺の本堂があります。

本尊には伝教大師最澄以来1200年の間受け継がれている「不滅の法灯」が滋賀の延暦寺より分燈されています。

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「まだ帰るにゃよ」

最近ブログの内容が長いですが、頑張って最後まで読んでケロ。

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本堂の近くにある不動堂です。

こちらは人の願い事に応じて御祈祷してくれる祈祷堂です。

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この新しい建物は讃衡蔵という場所で、3000点を越える国宝・重要文化財を収蔵している宝物館です。

料金800円で讃衡蔵と金色堂を拝観できます。

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讃衡蔵で貴重なのかわからなくなるほどたくさんの国宝を見て、いよいよ黄金に輝くお堂・金色堂へと足を進めます。

中は撮影禁止のため、中尊寺のホームページで見てください。

金色堂は現存する唯一の創建遺構で、藤原氏四代のご遺体が安置されています。

堂全体が金箔で覆われており、その姿は本当に神々しいものがありました。これは是非一度、生で見た方がいいです。

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金色堂の裏には松尾芭蕉の銅像と句碑がありました。

「五月雨の 降のこしてや 光堂」

芭蕉さんはここにも名句を残していました。

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立派な杉の木と竹が伸びていました。

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中尊寺の一番奥には、白山神社があります。

鳥居をくぐって進むと重要文化財にも指定されている白山神社能楽殿という茅葺き屋根の美しい能舞台が見えます。

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貴重な能舞台の遺構だそうで、松の絵が描かれていました。

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白山神社は中尊寺よりも歴史が古く、慈覚大師円仁によって建てられました。

神社と寺は古くから近くにあるのにあまり仲がよろしくなさそうなのはなぜでしょうかね。

 

毛越寺と観自在王院跡


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中尊寺の後はもう一つの世界遺産構成資産、毛越寺を訪れます。こちらは拝観料が500円かかります。

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毛越寺は中尊寺と同年に慈覚大師円仁が創建しました。しかし大火で焼失してしまい、藤原氏二代基衡から三代秀衡の時代に多くの伽藍を再興しました。

本堂は、平安様式の建物で平成元年に建立されたものです。

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庭園の中心には大泉が池があって、池は海を表現しています。

池に浮かぶ出島と池中立石は荒磯の風情を表現してるんだそう。

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この開山堂には慈覚大師円仁が祀られております。

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境内にはいくつものお寺やお堂の跡がありました。

金堂円隆寺跡は毛越寺の中心的伽藍があった跡地だそうです。

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ここは遣水という池に水を取り入る水路にあたるものです。

遣水の遺構はここを除いては奈良の宮跡庭園しかない貴重なものだそうです。

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少し私に似ているお地蔵さんが庭園を見守っていました。

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元々は違う場所にあったことが判明した常行堂です。

このお堂では若いカップルがいちゃいちゃしてて、ジブリの恋愛劇を見ているようでなんだかほっこりしました。

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最後にみなさまの幸せを願い、平泉サイクリングの旅終了です。

どうしても盛岡に行ってみたくて、ここから盛岡に戻りました。

 

盛岡でじゃじゃ麺を食す!


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平泉から約一時間半、盛岡に到着!

でんでんむしむし、かたつむり~♪

盛岡駅ではでんでんむしに乗れるみたいです。

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盛岡の街は無類の商店街好きにはたまらないアーケード風の道が続いていて、うまそうな店が並んでいました。

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本日はこちらの『盛岡じゃじゃ麺あきを』で夕食です。

じゃじゃ麺はわんこそば・冷麺と合わせて盛岡三大麺と呼ばれているそうです。

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平たい麺にキュウリとネギ、そして特製肉味噌をかけて食べるじゃじゃ麺は夏にぴったりな麺でした。肉味噌好きな私にはたまらない。

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じゃじゃ麺は少し麺を残して最後に卵とスープを入れて食べるのが定番だそうで、この混ぜ合わせたスープのことをチータンと呼びます。この店はチータン無料が売りのひとつで最後の一滴まで美味しくいただきました。

ちーたん無料ってなんかエロい響きです。

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最後に盛岡城跡公園に寄ってから仙台に向かいました。

盛岡城の門にはディズニー帰りの格好をした二人のJKちーたんが記念写真を撮っていて、なかなか写真を撮らしてもらえませんでした。

平泉にちーたんに‥岩手県は名前のような名物が多い県でしたとさ。