滋賀、比叡山延暦寺をおさんぽ

 

毎日琵琶湖を見すぎて、もう飽き飽きしてきた十八日目。

ゆっくりと旅の疲れを癒した滋賀を離れて、比叡山を越えて京都に向かいます。

私の仲の良い先輩の故郷、比叡山坂本は男子高校生でも挨拶をしてくれる素晴らしい街でした。

なぜこの素晴らしい街で先輩はあんな風に育ってしまったのでしょうか。

比叡山に登ることで、その謎を解くことにしました。

 

 

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平安京の表鬼門 日吉大社


日吉大社1

謎を解く前にまずは旅の無事を祈願しに、比叡山坂本駅から日吉大社へと向かいました。

入口の白い鳥居から道路を進むと合掌鳥居という独特の形の山王鳥居が出迎えてくれます。

日吉大社2

日吉大社では猿が神様とされており、神猿(まさる)と呼ばれるお猿さんがいます。

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こちらは西本宮楼門、よく見るとまさるさんが軒下で楼門を守っています。

日吉大社4

日吉大社には西本宮・東本宮があり、それぞれ大己貴神・大山咋神が祀られています。

延暦寺と密接な関係にあったそうですが、明治の神仏分離令によって仏教色が廃されて現在の形になりました。

日吉大社5

もうひとつの東本宮の楼門です。

古事記によると日吉大社は昔、比叡山の山頂から現在の地に移されたと記されています。

日吉大社6

こちらは国宝に指定されている東本宮の本殿です。

新しく作り直したのか西本宮よりも新しい感じがしますね。

日吉大社7

東本宮を出るとまさるさんのような顔をした石がお見送りをしてくれます。

すごいよ、まさるさん。

日吉大社8

今回は時間がなくて登れませんでしたが、神社の裏にある八王子山の急斜面に金大巌という日吉大社のはじまりとなった岩がある場所があります。

ここには金大巌を挟んで、三宮宮と牛尾宮の二つの摂社があるそうです。

次に訪れたときはこの山頂と日吉東照宮を見に行こうと思います。

 

 

僧侶の修業の地 比叡山延暦寺


比叡山1

坂本駅で比叡山横断チケットを購入して、修業の地へとケーブルカーで登ります。

今回は時間の都合上、ケーブルカーとシャトルバスを利用して修業します。

大師様、申し訳ありません。

比叡山3

坂本ケーブルから山頂に向かう道にある広場ではお地蔵さんが迎えてくれます。

私たちは駅に荷物を預けるために、まずはバスで比叡山山頂まで向かいました。

コインロッカーはバスセンターと山頂駅にあり、坂本ケーブルの駅でも荷物を預かってもらえます。

15キロを背負って修業するのは私には無理でした。

大師様、申し訳ありません。

比叡山2

比叡山山頂の駅に着くと滋賀の町と琵琶湖が見渡せます。

ここからシャトルバスで横川まで向かいます。

歩いたら二時間かかるそうで、歩いて向かうのは断念しました。

大師様、申し訳ありません。

比叡山4

慈覚大師・円仁により開かれた横川中堂です。

ここにいらっしゃる菩薩様は度重なる火災にも不思議と難を免れたそうです。

比叡山5

日本浄土信仰発祥の地、恵心堂です。

お堂の周りに生い茂る草木の色合いが凄くきれいです。

比叡山6

法然さんの弟子、親鸞さんはここで修業されたようです。

横川から西塔へと移動して、私の比叡山横断の修業も続きます。

比叡山7

この場所は右の法華堂と左の常行堂を結んでいる渡り廊下をにない棒に見立て、武蔵坊弁慶が肩で担ぎ上げたという逸話からにない堂と呼ばれています。

熊野速玉大社で戦った弁慶さんに負けじと私も手で担ぎ上げました。

比叡山8

こちらは西塔の中心にある釈迦堂で、山上では最も古いお堂だそうです。

比叡山9

聖徳太子が杖にしていた椿の枝をさして帰った所、辺り一面に椿が育ったという椿堂です。

比叡山10

この急勾配な階段を登り、修業は続きます。

西塔からは歩いて、東塔へと向かいます。

比叡山11

東塔につくと慈覚大師によって建てられた阿弥陀堂が迎えてくれます。

比叡山12

阿弥陀堂のとなりには法華総持院・東塔があります。

なぜ東には塔があって、西にはないのでしょうか。

比叡山13

戒壇院は僧侶が戒律を授かる比叡山で最も重要なお堂だそうです。

私もここで気を引き締めて、延暦寺最終の地へと歩みを進めます。

比叡山14

こちらは学問修行の道場、大講堂です。

いろいろな地を回っても私の学力はなかなか向上しません。

比叡山15

いよいよ最終地点、国宝にもなっている根本中堂へと辿り着きました。

比叡山16

根本中堂は比叡山第一の仏堂で、最澄が自作した秘仏薬師如来立像がまつられています。

本尊の前には不滅の法灯が開創以来1200年灯り続けているそうです。

1200年前にはどんな日本だったんでしょうかね。

比叡山17

比叡山での修業も終わり、根本中堂を後にして比叡山山頂から京都へと向かいます。

比叡山18

命を預けるには少し心もとないこの乗り場からロープウェイ・ケーブルと乗り継いで、京都へと向かいます。

比叡山での修業を終えて、なぜ先輩があのように育ったか謎は解けませんでした。

しかし比叡山で修業していたからこそ、スーツも入らない象のような腕と太もも、そして酒を浴びるほど飲んでもザルのように抜けていく強靭な肉体を手に入れることができたのだと理解しました。

この修業を通して得たものを胸に次の地へと進みます。

歴史の街、古都・京都ではなにが待っているのか楽しみです。

 

 

本日のまとめ


マキノ ⇒ 比叡山坂本 ⇒ 延暦寺 ⇒ 八瀬比叡山 ⇒ 出町柳

移動距離  75.9km

歩いた歩数 27946歩

使ったお金 18,386円