東京を旅立ってから二カ月記念の六十一日目。
神話の街・宮崎二日目は神社巡り四連発でお送りします。
とある先輩の影響で気が付けば一日一神社は回っているんじゃないだろうか…
目指せ100神社!宮崎神話巡りへレッツゴー!
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日向神話を巡ろう① 鵜戸神社

神話めぐり一カ所目は鵜戸神宮へとやってまいりました。
ここには『御乳岩』なるものがあるそうなので興味津々です。
おねだり兎さんがお出迎えしてくれました。
たぶんお金はねだってないので乗せるならニンジンとか乗せてあげてくださいね。
神社は洞窟の中にあって、洞窟の前は崖になっています。
岩が卑猥な不思議な形をしていて、どうやって自然の力でこうなったのでしょうか?
他にも亀石という岩があって、運玉という玉子ボーロみたいな玉を投げ入れると願いが叶うそうです。
洞窟の中にある本殿は朱色の立派な造りをしていました。
奥に進むといよいよ御乳岩のお出ましです。
矢印の上にある指さしマークがなんとも気になりますが御乳岩とご対面です。
豊玉姫が御子の育児のために左の乳房をくっつけたものと伝えられています。
姫様は貧乳だったのでしょうか?
境内には本殿以外にもいくつか神社があります。
バスの時間が迫る中、道と言えないような泥沼をダッシュして海に面した神社へと向かいます。
走ること10分、何十匹といるフナムシたちにビビりながら波切神社に到着です。
岩の上に立つ神社で海が荒れていると波がかかるんじゃないかという場所に造られています。
すぐそばは海です。
この日は台風が迫っていたので、海が荒れていて怖かったです。
自然と共存していくために人々はこの場所に神社を建てたのでしょうか。
日向神話を巡ろう② 青島神社
神話めぐり二カ所目は青島へとやってきました。
台風の影響で曇っていて、さらに霧みたくなっていたので絶景とはいきませんでした。
しかし自然の猛威が作り出す雰囲気は言葉に出来ない美しさがありました。
こちらが国の天然記念物にも指定されている鬼の洗濯板です。
宮崎の海沿いの岩場はこのような奇形波蝕痕がいろいろな場所で見ることができました。
青島全体を洗濯岩が囲んでいて、一周した頃には私もピカピカになっていました。
青島の中心にある青島神社の本殿です。
山幸彦とその妻ふたりが祀られていて、縁結び・安産・航海安全の社とされています。
本殿の奥へと足を踏み入れると絵馬がたくさん飾られている祈りの古道があります。
人々の祈りがたくさん集まるとそれだけで強いパワーが生まれそうです。
こちらが青島神社の元宮です。
左には縁結びの木、右には貝をお供えする岩があります。
青島神社には他にもサイコロのようなおみくじや皿投げなど運試しがたくさんあって観光にはおもしろいかもしれませんね。
青島には珍しい亜熱帯性植物もたくさん生えていて、こちらも国の特別天然記念物に指定されています。
日向神話を巡ろう③ 江田神社
神話めぐり三カ所目は阿波岐原を訪れました。
この近辺には宮崎の巨大リゾート施設シーガイアもあります。
江田神社はイザナギとイザナミが祀られている古社で、木造の風情ある本殿です。
神社の奥へ進むとイザナギが禊を行ったとされているみそぎ池があります。
火の神カグヅチを産んで大やけどを負い、イザナミは亡くなってしまいました。
そのイザナミを黄泉の国まで追いかけていったイザナギはこの池で禊をしたそうです。
黄泉の国まで愛するものを追いかけた愛のパワーは凄まじいものですね。
みそぎ池の周りは公園で、遊歩道になっています。
公園なんですがなんとも言えない雰囲気が漂っていて、木々が不気味に見えてきます。
池の奥に進むとみそぎ御殿があります。
ここは珍しい八度拝(二拝・八拍手・一拝)で拝礼します。
神様オールスターとも呼べる面々が祀られていました。
シーガイアの方も探検してみましたが、貧民の来る場所ではなかったようです。
建物がでかすぎて頂上が見えません。
海にも出れたのですが、この日は相変わらず大荒れでした。
神話を前面に押し出している宮崎の観光地。
美しい風景や建物を見ながら神話を学べて、古事記オタクも楽しめるのではないでしょうか。
明日も神話めぐりが続きます…
本日のまとめ
鵜戸神社 ⇒ 青島 ⇒ 阿波岐原
歩いた歩数 18315歩
使ったお金 16,321円