東京、青ヶ島をおさんぽ Day6

3泊4日の青ヶ島生活、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
八丈島と青ヶ島で学んだことは人生の宝。
三日間ずっと音沙汰のなかったあおがしま丸大将が遂に出航します。
東京都 伊豆諸島青ヶ島編 六日目。

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ありがとう 青ヶ島


時刻は五時半、あおがしまは今日も快晴。
外輪山に囲まれていて日の出は見ることができないですが、朝の山の景色は幻想的。
この日は欠航が続いていたあおがしま丸が三日ぶりに就航することになりました。

昼頃に出発する船の時間に合わせて、朝から荷物をまとめて昼までダラダラ。
私だけ徒歩だったので先に出発して港までゆっくりと歩きます。
歩いているとあっという間に追いつかれました。いいなあ、自転車。

汗だくになって歩き続けること一時間…
青宝トンネルを抜けると三宝港はすぐそこです。

トンネルを歩いていると後ろからバイクに乗ったユキちゃんが駆け抜けていきました。
やっぱりバイクはカッコいい!!

三宝港に到着!!
いつ見ても青ヶ島の海は青いなあ。

帰りの切符はこの建物の中で買います。
船の時間が近づくと商店の美人な娘さんが船の切符を売りに来ました。
ああ、今日でひと夏の甘い恋も終わりを告げます。

青ヶ島の港の歴史が書いてありました。
常に波の高い青ヶ島では港を造るのも一筋縄ではいかなかったようです。
たくさんの自然との闘い、共存の歴史が港には詰まっているのですね。

朝のうちにひんぎゃでふかした元村長さんから貰ったサツマイモをぱくりんちょ。
青ヶ島のキャンプで学んだことは”野草とイモがあれば生きていける”こと。

青ヶ島3

船に乗り込む前に記念撮影。
旅は不思議なほどに、人と人の距離を縮めてくれる気がします。
島は自然といろんなものを削ぎ落としてくれる。
飾らない等身大の人間関係は都会ではなかなか築けないのかもしれません。

船が波でうねってますけど大丈夫ですか!?
そんな心配をよそにあおがしま丸は無事出航するようです。

帰りはタラップをつたって船に乗り込みます。
左右に揺れまくるので乗り込むのも一苦労。

バイバイ、あおがしま。
いつになるかわからないけど、また来たいですなあ。

青ヶ島0001

遠くなっていく島を眺めていると色々と込み上げてくるものがありました。
男泣きはしませんよ。

青ヶ島0002

行きはひとりぼっちのセンターマンでしたが、帰りはみんなで海を眺めながら語らいました。
時間に縛られない伊豆諸島の私の旅も残すこと、あと一日。
最終日は八丈島でゆっくり過ごすことに。


八丈島のキャンプ場は土日ということもあって、青ヶ島へ行く前よりも賑わっていました。
この日は海沿いを散歩したり、街を散策したり、ゆっくりと時間を過ごす。
夜は地元の人たちが宴会を開いていて、島の伝統芸能である八丈太鼓を叩いていました。
太鼓の音って不思議と胸が熱くなります…楽しい時間は本当にあっという間。

八丈島1

黄色い船に黄色いわたし。
夢のような時間を過ごした東京から、現実的な時間が流れる東京に帰ります。
でも今の気持ちなら日常の世界も少し違って見える気がします。

みんなありがとう!必ずまた会おう!
ひとりで降り立った八丈島なのに、帰りは見送りがいる。
そんな出会いがあってうれしい気持ちと島を離れるのがさみしい気持ちで複雑な心境です。
でも一期一会の出会いは必ずまたどこかに繋がっている。そんな気がします。

ありがとう、八丈島!
ありがとう、島で出会ったすべての人たち!
今度こそ本当に長いようで短かった伊豆諸島での7泊8日の旅が終わりを告げました。

帰りは船の甲板に寝ころんで、いろんなことを考えてました。
伊豆諸島での出来事、今年旅してきた場所での出来事、自分の将来のこと。

人生観を変えるのは、やっぱり”出会い”なんだろうなぁ~とつくづく思います。
人との出会い、自然との出会い、歴史との出会い、文化との出会い…
八丈島と青ヶ島でのたくさんの出会いは確実に私の価値観に影響を与えました。

日本一周を目標に掲げて、半年間で北海道と沖縄以外はすべての都道府県を訪れました。
最初は日本より海外のほうが良かったかな…とか、電車で行くことに意味あるのかな…とか
”旅の意味”を必死に探してしまっていた気がします。
いろんな土地に行き、いろんな人に出会い、いろんな自然に巡りあい、いろんな歴史に触れて…
意味なんてイチイチ付ける必要ないじゃんという結論に流れ着きました。

暑い、冷たい、元気、疲れた、痛い、おいしい、まずい、美しい、楽しい、うれしい、悲しい…
感情に意味なんていらないし、自分の五感で感じたことは自分にとって唯一無二の真実です。
旅での飾らない生活のおかげで自然と感情に素直になることができた気がします。

これからなにを生業にしたいのか、どう生きていきたいのか。
笑って生きていたい。人の笑顔が見たい。
まっとうな理由なんて後からつければ良いんじゃない?
日本の未来が一人でも多くの人が笑顔で溢れるように、
人生模索しながら歩いていきたいと思います。